Ctrl + W と Alt + F4 のショートカットキーはどちらもWindowsでウィンドウを閉じるためのショートカットキーですが、使われる状況と効果に違いがあります。
目次
「Ctrl+W」と「Alt+F4」の違いは何？
「Ctrl+W」でも「Alt+F4」でもウィンドウが閉じるため、違いがわかりづらいかと思いますが、Ctrl+Wではウィンドウを部分的に閉じることができ、Alt+F4ではアプリ全体を終了させることができるという違いがあります。
Ctrl + W
- 主な用途: アクティブなウィンドウやタブを閉じます。主にウェブブラウザのタブやドキュメントエディターの個別のドキュメントなど、アプリケーション内の部分的なコンテンツを閉じるのに使用されます。
- 効果: 現在アクティブなタブやウィンドウを閉じるだけで、アプリケーション全体を終了させるわけではありません。例えば、ブラウザで複数のタブを開いている場合、Ctrl + Wを使うと現在開いているタブだけを閉じます。
- 使用場面: 複数のドキュメントやタブを開いているアプリケーションで、特定のものだけを閉じたいときに便利です。
Alt + F4
- 主な用途: アクティブなアプリケーションウィンドウ全体を閉じます。ウィンドウが1つしかないアプリケーションでは、そのアプリケーションを完全に終了させます。
- 効果: アクティブなアプリケーションが終了します。複数のウィンドウやタブが開いているアプリケーションでも、Alt + F4を使用するとアプリケーション全体が閉じられます。
- 使用場面: 作業を完全に終了してアプリケーションを閉じたい時や、システムのシャットダウン、再起動などのダイアログを開きたい場合に使います。
まとめ
- Ctrl + W: アプリケーション内の個々のタブやドキュメントを閉じるために使用します。アプリケーション自体は開いたままです。
- Alt + F4: アプリケーション全体を終了させるために使用します。全てのウィンドウやタブを閉じ、アプリケーションが完全に閉じられます。
これらの違いを理解することで、作業中のウィンドウ管理がよりスムーズになり、効率的に作業を進めることができます。
