はじめに
未経験からIT業界の門をたたきたいあなたへ、必ず覚えていただきたいWindowsショートカットキーが「Ctrl + C」（コピー）、「Ctrl + X」（カット）、そして「Ctrl + V」（貼り付け）の三つです。
日々の業務をスムーズに進める上で欠かせない操作ですが、最初は理解に苦しむ方もいらっしゃるでしょう。こちらはそんな方に読んでいたい徹底解説記事です。
目次
「コピー（複製）」と「カット（切り取り）」の違い
PC操作での「コピー」とは、今ある”テキスト（文字や文章）”や”画像”や”ファイル”と全く同じものを、今ある場所とは別の場所に貼り付けるために”クリップボード”と呼ばれるPC上の一時的な格納場所に保存する作業です。クリップボードにどんな文字や画像が保存されているかみてみたいときは、Windowsキー+Vのショートカットキーを実行してみてください（Windowsキーを押しながらVのキーを押します）。
そして、「カット（切り取り）」は今ある場所から”テキスト”や”画像”や”ファイル”を取り除いて、別の場所に貼り付けるためにクリップボードにそれらを一時保存する作業です。別の言い方をすると、今ある場所から別の場所にテキストや画像を移動させたい時に使います。
- Ctrl + C（コピー）: この操作は、選択したテキストやファイルをクリップボードにコピーし、元の位置にそのデータを残します。コピーしたデータは、異なる場所に貼り付けることができますが、元のデータは何かの影響を受けません。今ある場所に情報を残したまま、別の場所でもその情報を利用したい場合に便利です。
- Ctrl + X（カット）: カットのショートカットキーは、選択したテキストやファイルをクリップボードに移動し、元の位置からデータを削除します。この操作は、データを新しい場所に移動する際に使用します。元のデータは消去されるため、移動先でのみ使用することになります。
貼り付けとその応用
- Ctrl + V（ペースト（貼り付け））: コピーまたはカットでクリップボードに保存したデータを、カーソルのある位置や選択した場所に貼り付けます。このショートカットは、テキストの編集やファイルの整理において、データの再配置を行う際に非常に役立ちます。
コピー＆ペースト（コピペ）とは
コピー＆ペーストとは、今あるテキストや画像やファイルをコピーするためにクリップボードに情報を一時保存して、別の場所に貼り付けることです。Youtube動画での解説や、PC操作の教本でよく見聞きする言葉ではないでしょうか。仕事で「このファイルは原本を使わずにコピペして使ってください」と言われたら、そのファイルをCtrl+Cでコピーし、別の場所にCtrl+Vで貼り付けて、ファイルを複製してから使ってください。
まとめ
「Ctrl + C」、「Ctrl + X」、そして「Ctrl + V」のショートカットキーは、単純ながらも非常に強力なツールです。これらを適切に使い分けることで、IT業界の仕事における作業効率が大幅に向上します。これらのショートカットを使わない日はないといっても過言ではありません。特に、コピーとカットの操作の違いを理解し、適切な場面でこれらを活用する能力は、スムーズなデータ管理を実現するために欠かせません。今日からでもこれらのショートカットキーを使い始め、あなたの作業効率を格段にアップさせましょう！
